おすすめエロBL『キモチイイって日本語で何て言うの？〜実力派俳優に迫られました〜』ネタバレあり感想レビュー

本日は、2023年に単行本が発行された由依子先生の『キモチイイって日本語で何て言うの？〜実力派俳優に迫られました〜』の感想を語らせてください！

立場や国の違いから思い悩んで空回りしちゃう受けの飛呂君と、泣き虫なのに安心するとふにゃふにゃ笑っちゃうワンコ系攻めのジホ君が、とにかくエロ可愛い作品でした！

こんな方におすすめ！

• 韓国のアイドルや俳優が好き！
• 一途で可愛い攻めにドキドキしたい！
• 可愛い系苦労人の受けちゃん…好き！
• 攻めも受けも可愛くおねだりしちゃうエッチが好き！

こちらの作品はしっかり“エロあり”ですが…

BLはエロ重視！という方にはこちらもおすすめ！

カップリングと属性

韓国人気俳優×可愛い系リーマン
という、なんとも今をときめくカップリングです！

攻め	受け
・イケメン ・俳優 ・ワンコ ・天然タラシ	・可愛い系 ・サラリーマン ・心配性 ・苦労人

可愛すぎるあらすじ

映画配給会社の宣伝部で働く飛呂。自身も映画好きですが、最近人気が出てきた韓国人俳優パク・ジホは演技や人柄についていいウワサを聞かないことから、あまり良い印象はありませんでした…

しかーーし！！！！

噂をすればなんとやら…新作映画のプロモーションで来日したジホと、偶然にも一緒に仕事をすることに！
しかし、ジホの不愛想な態度に、飛呂はますますジホを敬遠してしまいます…

ところがどっこい！！！！

その夜、残業中の飛呂のスマホに見慣れない番号からの着信が！出てみるとそれは、突然のジホからの呼び出しで…２人はそのまま飛呂の家にお泊まりし、初めての夜を迎えます。

修羅場あり！エッチあり！涙あり！で、言葉の壁を心とカラダで越えていく大人の純愛BLです。

【ネタバレあり】感想まとめ

※以下、本格的にネタバレを含みます！！！

まず、表紙から覚悟していたのですが、めちゃくちゃ絵柄がお綺麗です！
受けの飛呂くんの表情や乳首の塗りも最高なんですが…私的には攻めのジホくんのビジュが好み過ぎるんですよね…

“センター分けの黒髪長身イケメン”って今のトレンドを押さえた最高の攻めビジュじゃありません？！
同じく“センター分けの黒髪長身イケメン”が攻めの作品だと、『小林先輩は女の子でシたい』なんかも最高です！

あと珍しいな〜と思ったのが、“攻めも受けも黒髪なこと”です。
BL漫画って結構攻めと受けビジュアルに差をつける作品が多い中、由依子先生は書き分けが上手なので、同じ黒髪でも髪型や顔で判別できるのです！

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この２人第一印象は最悪なんですが、あるきっかけからどんどん距離を縮めていくんです。

言葉の壁もなんのその。翻訳アプリで会話をするシーンの２人が今時の若者っぽくてドキドキしました！
会話を進めるうちに２人共どんどん表情が豊かになっていって…『あ〜今心開いてる〜』というのがひしひしと伝わるんですよね。リアルな感情描写にイイね！が止まりませんでした。

今回、韓国の子が登場するBL作品を初めて読んだのですが、「つ」や「づ」の発音が難しいことで生まれる独特のイントネーションがイイ…ですね。

飛呂くんのフルネームは都築飛呂（つづきひろ）なんですが、キリッとした顔で「ちゅじゅきひろ！」と呼んじゃうんですよ〜！かわい…

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そして、言葉の壁を感じながらも進行するエッチシーンは１つ１つの描写がとっても丁寧でした。
ジホくんが飛呂くんを、壊れ物のように大切に抱いている感じが最高にエロくて可愛いです〜！

韓国語では「気持ちいい」を「チョア」と言うらしく、作中のエッチシーンで何度も出てくるのです。もう「チョア」って響きが可愛いじゃないですか…！？しかもエッチ…何故なのか！？

その後、当て馬の登場や、トラブルなど、なんやかんやあるのですが…安心してください。ドラマのようなハッピーエンドです！

今回は攻めが韓国の子でしたが、これは受けでも十分需要がありそう…カタコト韓国語BLの普及に期待です！