拙者強気ヤンキー受け大好き侍と申す…ごきげんよう管理人です。
本日は、2023年に単行本が発行されたニクヤ乾先生の『コワモテの隣人がΩだった時の対処法』の感想を語らせてください!
こちらの作品は強気ヤンキー受け大好き侍の管理人が、タイトルを二度見し、帯に太字で書かれた『ちんこ貸せ』に衝撃を受け、表紙買いをしてしまった1冊です。
お約束のエッチから始まるオメガバースなのですが、それ以上に超純愛なラブコメ要素が最高な作品でした!
こんな方におすすめ!
- とにかくオメガバース好き!
- 両片思いが好き!
- コワモテΩの誘い受け…好き…
- 鈍感モテ男常識人αの攻め…イイ…
- ヒート時のおねだりエッチ最高〜〜〜!
こちらの作品はしっかり“エロあり”ですが…
BLはエロ重視!という方にはこちらもおすすめ!
カップリングと属性
常識人モテ男大学生α×コワモテ誘い受けΩ大学生
という、管理人は強気受けがだーいすきなので、もちろん大好物なカップリングです!
攻め | 受け |
・常識人で真面目 ・気づいてないがモテる ・α | ・喧嘩つよつよのコワモテ ・美しい顔面×筋肉×刺青 ・Ω |
ギャップ萌えすぎるあらすじ
大学生・晃太はαの大学生。
大学の友人はチャラくて目立つαばかりだが、晃太は超がつくほど真面目で常識人。
顔も体型も言うことなしのモテ男なんですが、Ωのフェロモンに鈍いこともあって童貞を貫いていました。
そんな晃太ですが、超コワモテで刺青まで入っているアパートの隣人・宮永の存在を恐れていました。
「このコワモテ…絶対αだ…」と、なるべく関わらないようにしていたんですが…
ある日Ωのフェロモンに鈍感な晃太ですらわかるほどの強烈な匂いが漂ってきて…宮永がΩを連れ込んでいるのだと思い、外に出ると、そこには発情した宮永本人がいて――!?
え、お前Ωなんかーーーーーい!!!
と混乱する晃太に、発情した宮永は…!?
パワー系Ωによる「ちんこ貸せ」恐喝から始まるオメガバースラブコメです!
(気になってきた方…聞こえますか…電子書籍なら無料で試し読みができますよ…)
【ネタバレあり】感想まとめ
※以下、本格的にネタバレを含みます!!!
まず、冒頭でもお話しましたが、表紙と煽り文が超好みでした!
綺麗な絵柄で描かれる、美人系で刺青入りのイカつい受け…しかも黒髪センター分け…理想の擬人化か??
(管理人は龍が如くシリーズが大好きなのですが、錦山くんを彷彿とさせるビジュ…良い…)
さらに『ちんこ貸せ』の煽りが強すぎる帯…衝撃でした…
ニクヤ乾先生が他の作品で描かれる受けとは違ったタイプで、個人的にはありがたかったです!
ここで、超個人的な『商業BLにおける表紙』に在り方について唐突に語り出しますが…受けちゃんソロ表紙の作品って、紆余曲折を得て2人が結ばれたり、葛藤や心理描写多めの作品が多い気がします。
フフフ…例に漏れずこちらもそうなのです…
2人はアパートのお隣さん。
あまりのいかつさに絶対αだ!と思い込んでいた晃太は、ヒート中の宮永に遭遇してしまい「コワモテαだと思ったらこんなにエロいΩだなんて聞いてない!!!」と大混乱です。
一方の宮永は「セックスした人数より殴った人数が多い」というパワー系Ωなんですが、フェロモンはつよつよ…そしてコワモテなのにすーぐ赤面するのです…頬のみならず額まで真っ赤になるのです…きゃわい…
オメガバースと一言でいっても作品により様々な設定がありますが、この漫画における特殊設定なのが『特異性α』です。
・最近発見された特異バースのひとつで絶滅危惧種
・強い発情が伴うフェロモンでなければΩを感知できない
・両思いの匂いしか分からないので浮気の心配がない
・その一途さと、絶滅危惧種であること、そして嗅覚がアホであるという意味も込めて、“アホウドリ”の愛称で親しまれている。
・絶滅危惧種で、他のΩの匂いが分からないことから「絶対に浮気をしない、アホ可愛い」とΩから大人気♡
はじめてのエッチシーンは、ヒート中の宮永に強引に迫られ、晃太が童貞喪失するのですが…
実は両思いだった2人。
告白を経て心がつながった2人のエッチシーンは、宮永が初めて下の名前を名乗って、お名前と愛を囁かれながらフィニッシュです!!
これね、賢者タイムで語られる宮永が惚れたタイミングが超初期なんですよ〜〜あんなにツンケンしてたのに!ド初期から好きだったってコトォ〜?!ってなりました。
くっついてからの晃太は「うなじを見せるな(怒)」「危機感を持て(怒)」としっかり怒って心配してくれる世話焼きバカ真面目っぷりが最高です。
なんと!描き下ろしではその後の2人のヒートセックスを堪能できます!
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